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7-3 接種できない小児を守るには、どのようなことをする必要がありますか。

2022/02/03

 2022年1月現在、オミクロン変異体の感染が拡大したことにより、小児の感染者が増えています。

 小児における感染経路はほとんどが家庭内感染ですが、学校や幼稚園、保育所でのクラスターも起こっています。新型コロナワクチンを接種できない12歳未満のお子さんを守るためには、同居家族に加え、教師、保育士、医療者などの子どもたちと関わる周りの大人たちがワクチン接種を含む感染対策を徹底し、子どもへの感染を防ぐことが大切です。イギリスでワクチン接種後に新型コロナウイルスに感染した人の接触者を調べた研究では、ワクチンを接種した人と接触した人への感染を予防する効果が認められています。ただし、この研究はデルタ変異ウイルスを対象としたものであり、その効果も時間が経過するごとに低くなることが報告されています1)。オミクロンに関してはまだ十分な結論が得られていませんが、ワクチンを接種している人が感染した場合の方が、ワクチンを接種していない人が感染した場合に比べて、同居している家族に感染させるリスクが低いことを示した報告があります2)。ただし、特にオミクロンではデルタに比べてワクチンの発症予防効果が低下しているため、基本的な感染予防対策を行うことが大切です3)

 5歳から11歳までのワクチン接種については、2021年1月21日に日本でも特例承認が行われました。詳しくは、Q7-4をご覧ください。生後6か月以上4歳以下の子どもについては、2022年1月現在、ファイザー・ビオンテック社とモデルナ社共に、臨床試験を行っている段階です。低年齢の子供へのワクチン接種の安全性や有効性が検証され次第、接種可能年齢が拡大されると期待されます。

 

  1. N Engl J Med.
  2. medRxiv.
  3. CDC.

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